- 2018-02-02 (金) 16:40
- 防火・防災のお知らせ
平成30年1月20日以降近畿地方では、冬型の気圧配置により毎日、寒い日が続いており近畿北部や中部の山間部で、積雪が記録されるなか、天気予報等でよく耳にする「南岸低気圧」と「爆弾低気圧」について説明させて頂きます。
「南岸低気圧」とは、東シナ海や台湾付近で発生し、日本列島の南海上を発達しながら東から北東へ進む低気圧のことで、1年を通じて見られるが、特に冬から春にかけて発生しやすい。南岸低気圧に吹き込む南から暖かく湿った空気と、北から流れ込む寒気がぶつかり合い、太平洋側を中心に雨や雪をもたらし、南岸低気圧が本州に近いコースをとった場合は降雨となり、本州から離れたコースをとった場合は、雪になる可能性が高い。
「爆弾低気圧」とは、24時間に24ヘクトパスカル以上気圧低下した温帯低気圧のことで、この温帯低気圧は、暖かい空気が混ざり合って出来る低気圧で対して台風は、熱帯低気圧という暖かい空気のみで出来た低気圧の最大風速が約17.8メートルに達したものです。
枚方消防署 予防課